コーチの学び

“指導者は学ぶことをやめた時、教えることもやめなければならない”

ロジェ・ルメール(元フランス代表監督(サッカー))

昨今のスポーツ界では、体罰やパワーハラスメント、セクシャルハラスメントなどの問題が多発しており、コーチの哲学や倫理、資質、能力に対して大きな疑問が投げかけられています。日本コーチング学会は、”コーチは一層、選手の学びを支援する立場として、自らの学びにも責任をもって取り組む必要がある”と述べています。

ICCE(国際コーチングエクセレンス評議会)によると、コーチの学びは媒介学習と非媒介学習に分けられて理解されています。媒介学習は他者との直接的な関わりによって学びが起きる場のことを意味しており、非媒介学習はコーチング現場で自らの経験をもとに学び、帰りの車中や自宅において一人で考えている際などに起こっている学びのことを言います。中でも、日本コーチング学会によると、コーチの学びにとって重要なプロセスが省察です。省察とは、自らの取り組みを振り返り、自己の能力を開発し続けようとすることです。省察を行う上でどのようなことに着目すればよいのか、これから情報を更新していければと思います。

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